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29th ACFE Global Conference : 3日目
2018年6月30日
29th ACFE Global Conference : 講演「ジャーナリストが語る「世紀の横領」」
2018年6月30日
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29th ACFE Global Conference : 講演「秘密情報の共有の強化を推奨する」

2018年6月30日
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The 29th Annual ACFE Fraud Conference and Exhibition

第29回 ACFE 年次総会 現地レポート:ACFE JAPAN 事務局


日時:2018年6月18日(月)~20日(水)
場所:ネバダ州ラスベガス

現地レポート:ACFE JAPAN 事務局
1日目 2日目 3日目
基調講演 要約
Sir Rob Wainwright Clare Rewcastle Brown Grigory Rodchenkov パネルディスカッション

基調講演:サー・ロブ・ウェインライト (Sir Rob Wainwright)

「秘密情報の共有の強化を推奨する」

Sir Rob Wainwright Encourages 'Powering Up' Information, Intelligence Sharing


ユーロポールは不正な金に対する闘いに敗北を喫していますがすべての法執行機関と捜査部門が国境を超えた「協力を強化」するなら大きな進歩を遂げることが可能です、とユーロポールの前エグゼクティブ・ディレクターは語った。

月曜日のオープニング・セッションでサー・ロブ・ウェインライト (Sir Rob Wainwright) は生涯における不正の検知と抑止の功績を称える、ACFE の最も名誉ある賞、クレッシー賞 (the Cressey Award) を授与された。(彼は、英国への貢献に対して最近女王誕生記念叙勲でナイト爵位を贈られた)。


「ここ 2 年の間、私は、我々の国際的金融システムの中の不正な金の流れに適切に対処できなかった嫌な記憶を取り除くことができました」とウェインライトは述べた。

「過去 20~30 年間、我々は皆適切な構想を持っていました」と彼は延べた。しかしマネー ロンダリングとの闘いに数十億の費用を投じたにも関わらず、欧州が回収したのは年間でわずかその 1 パーセントにとどまっている。「米国でも、オーストラリアでも同じような状況です。私の意見では設計が誤っています。最も可能性の高い犯罪者を特定する情報活動に重点を置くのではなく、我々のシステムは、膨大なハイエンドの取引の監視に基礎を置くべきです」と彼は述べた。

「ですから我々はシステムを起動させ、銀行、規制機関、政府、議会に我々の持つ壮大な構想が機能していないことを理解させるため共に働く必要があります。我々はこのコンプライアンス システムを構築しました、そして、それ自体が目的になってしまいました・・・コンプライアンス体制は非常に強力です。私は、それが異なったやり方で利用される必要があると考えているだけです」


ウェインライトは犯罪、テロリズム、サイバー犯罪の集約について解説した。これは EU でも極めて急を要する問題であるが次の3つの条件で形成される。

  1. テクノロジーの利用:「新しい技術は犯罪の枠組み (パラダイム) を変化させています。最近は麻薬密売人を街角や校庭の外で見かけることは少なくなってきました。彼らは自宅でくつろいでいます。彼らはインターネットの闇の世界を利用して世界を相手に商売に精を出しています」とウェインライトは述べた。
  2. 関係者の集合の加速:「犯罪の世界では、マフィアのような階層 (社会) から、民族的境界や国境を越えて働くより先進的な集団への緩やかな移行を目にします」とウェインライトは言う。このような多様性のある集団は、彼らの先進性やスキル セットを共有し、より成果の上がる国際的犯罪組織へと成長している。ユーロポールは、サイバー犯罪者の集団が世界各地のテロリストに資金提供する事例を捜査することが増えていると彼は言う。
  3. 国境を超えた国際的な方法の増加:ウェインライトによれば、極めて機動性の高い国際犯罪グループが英国や近隣の国に侵入し、強盗を働き、素早く逃亡し、地元の法執行機関を当惑させている。

ウェインライトは、2009 年からユーロポールの指揮を執った後、今月辞職し、アムステルダムに拠点を置くデロイトのサイバー犯罪対策組織の上級パートナーの職に就いた。「民間部門の職に就いて新たな課題に挑戦します。私はもっと直接的に産業界を支援できる機会を求めています」

ウェインライトは、カンファレンスの参加者が、法執行機関と捜査部門の間の効果的な情報共有の「価値に力を注いでいる」ことを知っていると述べた。「私は皆さんの行っている仕事に関係できることを誇りに思います」

基調講演 Clare Rewcastle Brown 氏のレポートはこちら
 

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