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25th ACFE Global Conference : Martin S. Kenney
2014年6月30日
第5回 ACFE JAPAN カンファレンス 開催レポート
2014年10月15日
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25th ACFE Global Conference : Marc Goodman

2014年6月30日
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The 25th Annual ACFE Fraud Conference and Exhibition

第25回 ACFE 年次総会 現地レポート:理事長 濱田 眞樹人


日時:2014年6月16日(月)~18日(火)
場所:テキサス州サンアントニオ

現地レポート:理事長 濱田 眞樹人
1日目 2日目 3日目
基調講演 要約
Dr. Peter Eigen Louis Freeh Martin S. Kenney Marc Goodman

基調講演:マーク・グッドマン Marc Goodman


グローバル・セキュリティ・アドバイザーのマーク・グッドマンは、サイバー犯罪防止団体はオンライン犯罪防止の運動をジョン・F・ケネディ大統領による人類の月面着陸という挑戦と同じくらい盛り上げるべきだとの信念を持っている。

 「彼は大胆な宣言をしました。・・・我々はサイバーセキュリティのためにそのようなものは何も持っていません。しかし我々は自分の生活のあらゆる側面を保護という概念を持たない機械にゆだねています。我々は皆そうせざるを得なくなっています」と彼は述べた。「そしてACFEの皆さんは正しいスキル、知識、ネットワークを持っています。私と一緒に戦いましょう」。


 過去20年間、グッドマンはサイバー犯罪、サイバーテロ、情報戦争についての専門知識を蓄積してきた。彼は、インターポール(Interpol), 国際連合(the United Nations), 北大西洋条約機構(NATO), ロサンゼルス警察(the Los Angeles Police Department)そしてアメリカ合衆国連邦政府( the U.S. federal government).と共に働いてきた。彼は、Future Crimes Instituteを創始し、新しい科学技術のセキュリティやリスクについて注意喚起し、教育を行っている。そして、グローバル・セキュリティ・アドバイザーおよびシリコン・バレーの NASAやグーグルがスポンサーであり人類の偉大な挑戦を課題とする最先端の科学技術を活用することに焦点をあてている教育ベンチャーであるシンギュラリティー・ユニバーシティー(Singularity University)の法政実務の長として活動している。


 「科学技術は素晴らしい可能性を持っています」とグッドマンは述べた。「それは世界に大きな影響を与えました・・。しかし科学技術には大きな負の側面もあり、悪人がそれを利用することもあります」。「すべての科学技術の変化は犯罪と不正にパラダイム・シフトをもたらします。犯罪は容易なことでした。手軽な開業の方法でした。外に出てナイフか銃を手に入れ、暗い裏通りで人を脅すことができました。しかし次第に犯罪者は1日で多くの人から強奪することができるようになりました。新しい科学技術は犯罪者がより多くの人々から奪うことを手助けしています」とグッドマンは述べた。


 昨年の12月の違反の標的でアメリカの3分の1以上は情報漏えいでした。現在1人の人間が10億人の人々から強奪することができるのです。そして標的となった人は不正侵入をうけたアカウント1つにつき214ドルを支払わねばならない。彼は次のように述べた。最近のCenter for Strategic and International Affairsの調査は、年間の世界のサイバー犯罪のコストが4,000億ドル、米国のGDPの1%に相当に達すると報告しています。


そして彼はサイバー犯罪の動向を共有した。

  • キエフの会社Innovative Marketing Solutionsはコンピュータのユーザに、彼らがウィルスに感染しており49ドルでその問題を解決できる
    マルウェア予防ソフトをダウンロードできると告げるポップアップボックスを放った。しかし、その代金を払ってソフトをダウンロードするまでは ユーザのコンピュータはウィルスに全く感染していなかった。その会社はFBIとInterpolにより閉鎖されるまでに5億ドル儲けていた。
  • 我々がインターネットを閲覧している時、見ているのは「表層ウェブ(surface web)だけであり、その下には「深層ウェブ(Web Profunda)(Deep Web)」が存在する。
    それは我々が知っているウェブの500倍もある。「その50%は犯罪と不正に関わっている」とグッドマンは述べた。
    深層ウェブのサイト「シルクロード(Silk Road)はドラッグ、銃、偽のID、犯罪の請負その他の非合法な物品やサービスを販売していた。そのサイトが 閉鎖されるまでにアメリカの薬物使用者の20%がそこから薬物を購入していた」と彼は述べた。
  • 電話のフラッシュアプリの多くは連絡先の情報を盗んでいる
  • 銀行に電話をかけていると思っている場合、マルウェアによって通話が個人を特定する情報を要求し受け取る犯罪センターへ転送されることは頻繁に起こる
  • 不正実行者はペースメーカー、インスリン・ポンプ、車載コンピュータシステムに侵入する

グッドマンは、個人は次の対策を行うべきだと述べた

  • システムごとに異なるパスワードを使用する
  • 公共のネットワークに接続する時は常にVPNを利用する
  • 自分のデータは暗号化する

企業が実施すべきことは

  • オープンソースのインテリジェンス・プログラムを導入する。「ダークウェブ(Dark Web)」を調べる
  • リスク、不正、セキュリティの担当者を配置する
  • 本当に重要なものはコンピュータ内に置かない
  • 侵入を受ける前に自社の仮説を検証し問題を発見する
  • ハッカーはすでにシステム内に侵入している。探して追い出す

「科学技術は世界中に広がっています」とグッドマンは述べた。「もしそれが機能しなくなったら、バックアッププランは何でしょうか?我々は自分の孫達に恐ろしいサイバー世界を残すわけにはいかないのです」

FRAUD MAGAZINE 編集長 Dick Carozza

 

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