内部通報実務研究会

正式名称

内部通報実務研究会


設立年

2022 年9月


期・活動期間

第2期:2024年3月1日~2025年2月28日


発起人・幹事
  • 結城 大輔 [発起人][幹事]
  • 野上 博之 [発起人]
  • 甲斐 政則 [発起人]
  • 小池 赳司 [幹事]

連絡先
  • 結城 大輔 ( yuki@nozomisogo.gr.jp )

日時・場所

原則、毎月 1 回、 ZOOM を利用して開催 又は ACFE JAPAN 事務局 会議室
※ 詳細はお問い合わせください。


目的と概要

内部通報は、企業における不正発見の端緒として、企業コンプライアンスとリスクマネジメントの取組みにおいて極めて重要な機能を有しています。

特に2022年6月には、改正公益通報者保護法が施行され、企業等における内部通報の受付、調査等の担当者は、「公益通報対応業務従事者」として指定を受け、違反すると刑事罰の科せられる守秘義務を負う立場となっており、その実務の重要性がますます高まるとともに、担当者の実務的サポートが急務となっています。同改正法は、公益通報者を特定させる情報の必要最小限の範囲を超えた共有を禁止するなど、企業等に各種の体制整備義務を課していることもあり、不正調査に関わる全ての実務家にとって、内部通報端緒事案における調査の特殊性やノウハウに関する研鑽の必要性が高まっています。

また、グローバルにビジネスを展開する企業にとって、海外子会社等における不正やコンプライアンス・リスクをどのように管理し、発生事案にどう対応するかという文脈でも、グローバル通報体制の構築・運用が喫緊の取組課題となっています。

本研究会では、通報案件への調査等の対応実務から、内部通報制度の設計・運用などの平時の取組みについてまで、関連・関心を持つ企業担当者と外部専門家が、それぞれの立場における悩みや工夫を共有しながら、実務にこだわった研究・研鑽・交流を行います。

具体的には、以下のような活動を予定しています。

  • 内部通報対応を行う実務家・専門家等を講師に迎えての講演
  • 研究会参加メンバー同士による悩みや工夫の共有等を含む事例型ワークショップ
  • ACFE JAPAN会員向けセミナーやカンファレンス、各種執筆活動での成果発表

参加メンバーのアイディアをベースに、幅広い活動を行ってまいります。


参加条件

内部通報や公益通報、不正調査の実務に関連・関心のある全ての皆様
企業内で調査や監査、コンプライアンスに携わる方、役員(監査役、社外役員の皆様を含みます。)

  • 管理職の皆様、弁護士・公認会計士・コンサルタント・デジタルフォレンジック企業等の皆様などが中心となる研究会です。

 

研究会へのご参加を希望の方は、連絡先に次の事項をメールにてお送りください。

  • お名前
  • ご勤務先
  • ご所属
  • メールアドレス
  • ACFE JAPANの会員属性(個人会員、または、法人会員ご所属員)
  • 興味のある項目、研究会への期待、など

ACFE JAPAN 事務局より

研究会へのご参加をご希望の方へ


研究会は、ACFE 会員相互の交流・啓発を目的として設置される非営利の任意団体です。参加をご希望の方は、次の各項目についてご注意・ご留意ください。

  1. 研究会へのご参加には、ACFE JAPAN の会員 (個人会員、または、法人会員ご所属員) である必要があります。(退会した方や有効期限が切れた方はご参加いただけません。)
  2. 研究会は、発起人・幹事の厚意、かつ、非営利で運営されています。幹事や一部の参加者だけに負担が集中したりしないように、参加者は何らかの形で運営に貢献するようにしてください。たとえば、次のような方法が考えられます。(これらに限定されません。)

    • 幹事、司会、記録係、連絡係、会場手配などの役割を引き受ける。(分担や持ち回りも考えられます。)
    • 講師を引き受ける。
    • 題材や話題を積極的に提供する。
    研究会により方針は異なりますので、どのような形で貢献するのがよいかについては、幹事にご確認ください。