logo_pcacfe2020_logo_sticky最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)logo_pc
  • ACFE / CFEのご紹介
  • 研修・教材
  • 入会案内
  • 法人会員
  • お知らせ
  • お問合せ
  • CFEナビ
  • 会員ログイン
✕
  • Home
  • すべてのお知らせ
  • 最新米国トピックス
  • 最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)
最新米国トピックス:Inside the mind of a fraudster (不正実行犯の内面)
2016年12月19日
最新米国トピックス:不正な経費請求を検出・防止するための 3 つの方法
2017年3月17日
お知らせ一覧

最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)

2017年2月3日

米国 ACFE 本部で提供されている「How one fraudster rationalized his crimes」の内容を邦訳しました。

不正実行者である Chuck Gallagher が、なぜ「信用」を通じて横領を始めたのか、自分が行った横領が「不正のトライアングル」にどのように当てはまるのかを説明します。

注意事項
  • 映像として提供されている内容を邦訳・文書化するにあたり、意訳や、表現の調整、説明の追加などを行っています。そのため、元の映像とは内容が異なります。また、ACFE JAPAN (一般社団法人 日本公認不正検査士協会) 公式の邦訳とは異なる表現を使用している場合があります。
  • 細心の注意を払い作成しておりますが、内容に誤りがある場合がございます。

How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)

An interview with Chuck Gallagher (Convicted fraudster)


最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)
最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)

Chuck Gallagher です。以前は CPA (Certified Public Accountant, 米国公認会計士) で、横領・脱税 (税金不正) を行いました。

最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)
最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)

横領には「不正のトライアングル」が現れる。

Embezzlement shows Fraud Triangle in practice


従業員の誰もが「不正のトライアングル」の要素にさらされています。

「動機」は、差し迫ったお金の必要性です。たとえばある日、すっかり忘れていた住宅ローンの請求書が銀行から届くかもしれません。自分の場合は、まさにそうでした。


「機会」は、簡単に問題を解決できる方法があるかです。いくつかの方法がありましたが、私が選んだのは、最も容易で単純な「信用」による解決でした。

「正当化」は、聞こえのいい言い訳です。誰かが私に問い掛けます。「家のローンを支払うためにお金を盗むのかい?」「いいや、盗んだりはしない。ちょっと借りるだけさ」


不正のトライアングルを通して見ると、私の場合はすべてが当てはまっていました。この例を通じて、不正がそれらの 3 要素で成立していることがわかると思います。

「信用」をお金に変えるのは簡単です。融資会社に向けて「$2,000 を利子 10% で 4 月末まで貸してください」と送るだけです。そうして得たお金を横領します。

最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)
最新米国トピックス:How one fraudster rationalized his crimes (不正実行者が自らの犯罪を正当化するまで)

Gallagher の「正当化」は、長期間の不正に繋がった。

Gallagher's rationalizations led to long-term fraud


一度 (借りた) お金を返済してみて、この不正が簡単にできることに気付きました。

少なくとも 24 年、おそらく 30 年近くは、この不正を続けてきました。感覚としては、ひとつ買ったものを、もうひとつ買おうかな、という感じです。もう一度同じ方法で不正を行い、返済しました。

「正当化」という表現は難しいですが、「とりあえず今はそれでいい」と思う感覚です。

不幸なことに、不正を行っても、人間関係は何も変わりませんでした。妻との関係も同様で、お互いに責めることもありません。しかし、私たちの人生は末期状態でした。


劇的な変化はありませんでしたが、ひとつだけ気付いたことがあります。それは、自分が成功者であるように振る舞うことで、より多くの成功者と言われる人を引き寄せられる、ということです。

組織の成長のためには、企業か行政か非営利団体かを問わず、実業家を引き寄せなくてはいけません。私は、クライアントの信用と、定年退職後の計画を建てようとする人の信用を悪用しました。

自分の生活水準が高まるに従い、奇跡的により多くの顧客が付きました。しかし、自分の収入も増やしたいと思い、不正を始めました。


「借りた」お金を返すためには、その利子の分も含めて、より多くのお金を「借りる」必要があります。もちろん、「借りる」というのはただの名目で、実際には借りているわけではありませんでしたが、それを 3 年半もの間続けることになりました。

 

関連ページ

  • 研修・教材のご案内
    • Webセミナー
    • CPEクイズ
    • 不正検査マニュアル
    • 受験教材セット
    • 受験教材セット(法人向け)
    • 集合型セミナー
    • カンファレンス
    • 研究会
    • 資料ダウンロード
    • 会員専用ライブラリ
    • 会報誌FRAUDマガジン
    • 不正対策関連書籍
    • 本部教材(本部サイト)

おすすめコンテンツ

  • CFEナビ
  • Youtube チャンネル
  • 不正対策eラーニングe-Fraud
  • 不正対策ウェブセミナー
  • メールマガジン登録
ACFE JAPAN / 一般社団法人 日本公認不正検査士協会
ACFE のご紹介
  • ACFEのご紹介
  • ACFE 本部 組織概要
  • ACFE JAPANのご紹介
  • ACFE JAPAN 入会案内
  • ACFE JAPAN 法人会員
  • ACFE JAPAN 会員活動
  • 事務局からのお知らせ
CFE について
  • CFE について
  • CFE の概要
  • CFE 資格要件
  • CFE 資格試験
  • CFE 資格維持
研修・教材
  • 研修・教材一覧
  • ウェブラーニング
  • CPE クイズ
  • 不正検査士マニュアル
  • 入会受験教材セット
  • カンファレンス(年次総会)
  • 研究会のご案内
  • 会報誌「FRAUDマガジン」
  • 資料ダウンロードライブラリ
  • 不正対策関連書籍
規約等
  • 定款
  • ACFE JAPAN参加規約
  • 特定商取引法による表記
  • プライバシーポリシー
  • 銀行口座のご案内
  • 請求書・領収証のご案内
  • 業務委託について
会員ログイン

会員ログイン

会員ライブラリ

サポートセンター

よくある質問

お問合せ

Copyright © ACFE JAPAN. All Rights Reserved.