不正検査士マニュアル 2015年 インターナショナルエディション 日本語版
第1部 財務取引と不正スキーム
あらゆる不正の手口について、兆候や、防止・検出の方法について解説します。この章では、会計不正の理解・対策に必要となる、会計に関する基本的な概念についても説明します。
第1章の構成
- 会計の概念
- 財務諸表不正
- 資産の不正流用:キャッシュ受領スキーム
- 資産の不正流用:不正支出スキーム
- 棚卸資産・その他の資産の不正流用
- 贈収賄および汚職
- 知的財産の盗用
- 金融機関不正
- 小切手とクレジットカード詐欺
- 保険金不正
- 医療費不正
- 消費者詐欺
- コンピューターおよびインターネット関連不正
- 契約および調達に関する不正
第2部 法律
不正実行者に対して刑事告訴や民事訴訟を行う際に必要となる、法令やそれらの概念について説明します。あわせて、捜査や調査の過程で遭遇しうる法令上の問題についても解説します。
第2章の構成
- 法制度の概説
- 不正に関連する法
- 倒産(支払不能)詐欺
- 証券詐欺
- マネー・ローンダリング
- 不正検査における個人の権利
- 刑事裁判制度
- 民事裁判制度
- 証拠の基本原則
- 証言
第3部 不正調査
不正検査を実施したり不正実行者を特定したりする際に、情報や証拠の収集に必要となる基本的なツールや技法について説明します。
付録として、不正検査報告書のサンプルや、不正検査のチェック リスト (不正検査の確認事項を一覧化したもの)、エンゲージメント レター (受託契約用の様式)・意見書 (報告書・勧告書) のサンプルなども掲載しています。
第3章の構成
- 不正検査の計画と実施
- 文書の分析
- 面接調査の理論と応用
- 被疑者との面接および供述書の取得
- 秘密裏に行う不正検査
- 情報源
- データ分析および報告ツール
- デジタル・フォレンジック
- 不正取引の追跡
- 報告書の作成
- 付録A エンゲージメント・レター/意見書
- 付録B 不正検査チェックリスト
- 付録C 書式サンプル
- 付録D 追加の情報源
- 付録E 不正検査報告書(見本)
第4部 不正の予防と抑止
なぜ人々は不正を犯すのか、また、不正を防ぐために何ができるのかを検討します。
また、この章では、コーポレート ガバナンス (企業の統治) のための方法や、不正防止プログラム (不正を防止するための包括的な対策)、不正リスク アセスメントと不正リスク管理、不正に対する経営者・取締役・監査人の責任についても説明します。
第4章の構成
- 犯罪行動の理解
- ホワイトカラー犯罪
- コーポレート・ガバナンス
- 不正対策に関する経営者の責任
- 不正に関する監査人の責任
- 不正防止プログラム
- 不正リスクアセスメント
- 不正リスク管理
- 不正検査士の倫理
- 公認不正検査士協会 職業倫理規範
- 公認不正検査士協会CFE 職業基準
動作環境
パソコン
| Windows® | Mac® | Chromebook | |
|---|---|---|---|
| OS | Windows® 11 64bit(※1)(※2) Windows® 10 32bitまたは64bit(※1)(※2)(※3) |
macOS 13以上 | ChromeOS最新版 |
| ブラウザ | Chrome 最新版 Edge 最新版 Firefox 最新版 |
Chrome 最新版 Safari 最新版 Firefox 最新版 |
Chrome 最新版 |
| モニタ | 解像度1024×768、16 ビット以上を表示可能なカラーモニタ | ||
※1 タブレット用のUI(キーボードを取り外したときのUI)でのご利用は推奨動作環境対象外です。キーボードを取り付けてご利用ください。
※2 Microsoftでサポート対象外になったバージョンは、動作環境対象外です。
※3 Windows Enterprise版またはEducation版をご利用の場合、こちらの注意事項をご確認ください。
スマートフォン/タブレット
| Android | iPhone・iPad | |
|---|---|---|
| OS | Android OS 13.0以上 | iOS 17以上、iPadOS 17以上 |
| ブラウザ | Chrome 最新版 | Safari 最新版 |
※教材も上記機種に対応している必要があります。
販売価格
| 税抜価格 | 税込価格 | |
|---|---|---|
| ACFE JAPAN 会員 (CFE 会員、アソシエイト会員、法人会員所属員) |
(30,000) | 33,000 |
| 一般 | (35,000) | 38,500 |
※ 会員価格でのご購入には、お申込み・ご入金の時点で ACFE JAPAN 会員として有効である必要があります。



