[土曜1日] 不正予防・早期発見の実務 ~講義と実践~
2018年7月17日企業の不正対応の制度と活動を考える着眼点 ~不正対策のグランド デザインとこれを稼働させる不正対応活動~
2018年7月17日このセミナーは終了しました
本セミナーは「企業実務家が語る不正調査の基本シリーズ」のひとつです。それぞれ単独でもご受講いただけますが、より広く深い理解のためには全 3 回のご受講をお勧めします。開催予定は次のとおりです。
- 6/20(水):企業における『不正調査の着眼点』 [本セミナー]
- 7/13(金):企業における『不正手口とその兆候の早期発見』
- 9/14(金):企業における『プロの不正対策実務家への道』
プログラムの概要
企業不祥事の発覚が相次いでいます。それぞれの事件に対して、弁護士、公認会計士、学者、研究者などの外部の専門家が、第三者委員会やマスコミを通じて様々な指摘や意見を挙げますが、企業実務者の立場からは、企業内部の実態をふまえた「より実践的なアドバイス」が欲しいのではないでしょうか。
本セミナーでは、企業実務者としての視点、すなわち、経営戦略、内部監査、法務、コンプライアンス、経理・財務、不正調査、現地・現場など、企業内で多くの部署を見てきた、その豊富な経験から、「不正調査の基本」シリーズとして 3 回に分けて、不正調査の実務について原理原則や調査事例をご紹介いたします。
第 3 回の今回は、「企業における『プロの不正対策実務家への道』」をテーマに、不正対策の実務家が備えるべき能力や取り組むべき事項を取り上げ、また、プロとしての不正対策の実務家の姿と組織の不正対策の有り様について解説します。
コンプライアンス、内部統制、内部監査、不正調査などに携わる方々や、それらの業務を管掌する役員の方々、また、一段階上を目指す実務者の方々にお勧めします。
プログラム
以下の説明において、「内部調査」は「内部監査、コンプライアンス調査、不正調査、自己点検などの組織内で行う調査・点検」の総称として使用しています。
| 1. | 【前々回】6/20(水):第1回:企業における『不正調査の着眼点』 |
|---|---|
| 2. | 【前回】7/13(金):第2回:企業における『不正手口とその兆候の早期発見』 |
| 3. | 【今回】9/14(金)(予定):第3回:企業における『プロの不正対策実務家への道』 |
【今回】 9/14(金)(予定):第3回:企業における『プロの不正対策実務家への道』
- 不祥事が発覚したら、どの部署の誰が初動調査を行うのか?
- 高い倫理観、豊富な専門知識・スキル・実務経験
- 経営者との太いパイプづくりへの努力
- 不正防止は「経営戦略の対象」
- 業績至上主義・QCD 至上主義からの脱皮と啓蒙活動
- ソフト コントロール重視への転換
- 「不正リスク管理プログラム」の整備と運用
- これからの新しい ERM (全社的リスク マネジメント) の構築
- 経営者が期待するプロの条件:挑戦、貢献、成功、感謝への高い志
【前々回】6/20(水):第1回:企業における『不正調査の着眼点』
- 企業実務家の視点での「不正調査の基本原則は何か?」
- 先ずどこに目を向けるべきか? どこに不正の兆候が現れるか?
- 基本的な不正調査プロセスと実務上の留意点
- 不正調査スキル
- 不正調査の失敗事例
- ステップ別業務管理上の内部調査の着眼点:商品企画、研究開発・設計、調達、生産、試験・検査、販売・サービス、など
- PL (製造物責任) に基づく内部調査・広報の着眼点
- 組織的不正の代表的な「兆候」事例
【前回】7/13(金):第2回:企業における『不正手口とその兆候の早期発見』
最近の企業不祥事と主要課題
- 電機T社の会計不祥事
- 広告代理店D社の過労死事件
- 自動車M社の燃費データ捏造と自動車N社の自動車検査不正
- 製鋼K社・素材M社・繊維T社の品質データ改ざん
内部調査による「不正手口とその兆候の早期発見」
- 品質データ改ざんの見抜き方
- 社内通報時の対応と内部調査
- 全社コンプライアンス調査と ES 調査からの内部調査
- 不正検知チェックリストによる内部調査
調査対象:ガバナンスおよび内部統制 (経理、人事、開発、生産、購買、販売、物流など)
企業実務家の視点で考える「不正に強い組織づくりと企業風土の醸成」
- ガバナンス機能不全?ーモノづくりの原点軽視と業績不振
- 経営陣・幹部と現場の一体感なき組織風土?
- 品質管理の形骸化?ートクサイ (特別採用:納入先の同意に基づく規格外品の受入制度) の慣行悪用、モラルまひ、不正の常態化、などなど
不正に強い組織づくりと企業風土の醸成のポイント
講師
吉田 邦雄 氏
株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス 内部監査室 部長
一般社団法人経営倫理実践研究センター 上席研究員
公認不正検査士 (CFE)
中央大学法学部卒業後、富士ゼロックス株式会社入社。法務・コンプライアンス、経理、企画、資材などの部署を経て、生産企画部長、経営監査部マネジャー (部長)。また、長野ゼロックス株式会社 監査役などを兼任。
2007 年 4 月より、株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス 内部監査室 部長。
自社・グループ会社・海外子会社における監査業務、リスク マネジメント、内部統制業務、監査業務コンサルティングなど、実務専門家として監査・不正調査における多数の実績・経験を有し、また、これらに関連する講演・執筆も多数行う。
講師・講演
- 日本内部監査協会「基礎演習コース」(2003~2004 年度)、「実務演習Ⅰ・基礎」(2005~2018 年度)、「監査役監査研究会 (月例会)」(2005 年 2・3 月)、「内部監査士認定講習会」(2006~2018 年度)
- 経営倫理実践研究センター「監査部会」「不正調査研究会」上席研究員・講師・コーディネーター (現任)
- 企業研究会「これからの経営監査を考える会」運営幹事 (現任)
- 神戸大学大学院 経営学研究科、法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科、日本公認会計士協会 東京会 港会、公益社団法人 日本監査役協会、財務省、総務省などでの講義・講演。
著書・執筆
「<第84回監査役全国会議> パネルディスカッション:コーポレート・ガバナンスの実効性確保に向けて -内部監査部門との連携強化に向けた取組み-」(登壇, 月刊監査役 670 号, 2017/07)
「これまでのコンプライアンス体制強化がなぜ実を結ばないのか? 経営監査から見た「不正防止」への考察」(月刊監査研究 Vol.43, No.4, 2017/04)
「ビジネス環境の激変が促す経営監査の高付加価値化<CSVと経営監査>」(月刊監査研究 Vol.41, No.8, 2015/08)
「『統合報告』の戦略的意義 -経営監査からの視点-」(経営倫理 No.75, 2014/07, BERC)
「実践!コンプライアンス [上級編] 企業の社会的責任から職場の倫理問題まで」(BERC 編・協力執筆, 2012/06, PHP エディターズ・グループ)
「緊急提言:米国の失敗に学べ:末端の業務プロセスより、経営者周辺に焦点を当てよ」(共同執筆, 日経情報ストラテジー 2006/09 号 特集 2「日本版 SOX 法 8 つの誤解」)
「日本版SOX法対応に関する緊急提言-ウチの会社は大丈夫か、非効率な間違った対応はしていないか?」(共同執筆, 月刊監査役 516 号, 2006/08)
「経営監査機能強化とグループ会社監査体制の確立」(分担執筆, 2006/03, 企業研究会 研究叢書 No.133)
「富士ゼロックスの倫理・コンプライアンス監査」(2004/09, 東洋経済新報社)
ほか
開催概要
| 日時 | 2018 年 9 月 14 日(金) 13:30~16:30 備考:2018/6 開催分より、昼に実施するセミナーについて時間を変更しております。(セミナー後にも質問ができるように時間を設けました。) |
|---|---|
| 会場 | 富士ソフト アキバプラザ 7F EX ルーム 1 〒101-0022 東京都千代田区 神田練塀町 3 |
| 受講料 | ACFE 会員 10,800 円、一般 16,200 円 (いずれも消費税 8% を含む) |
| CPE | 3 単位 (不正検査 (不正調査)) |
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