青山学院大学大学院
会計プロフェッション研究センター開設記念シンポジウム
「〜会計不正にどう立ち向かうか〜」
ACFE JAPANシンポジウムリポート

日 時: 2006年12月22日(金)15:30〜18:30
場 所: 青山学院大学 ガウチャー・メモリアル・ホール
演 題: 「〜企業不正にどう立ち向かうか〜」
当日は、ACFE会員も含めて約200人が聴講し、鈴木 豊氏(研究センター長)による研究センター開設の挨拶で開会しました。続く第一部では、ACFE JAPAN 事務局長 甘粕 潔が記念講演を行い、企業不正・不祥事が毎日のように取り上げられる現在、企業における不正防止・不正調査といった分野における専門知識を有するCFE資格の有用性や、今後の展望に関して、講演をさせていただきました。
引き続き、AICPA(アメリカ公認会計士協会)とACFE(公認不正検査士協会)の共同制作によるドキュメント「経営者の姿勢と不正リスク」(MCIワールドコム事件の教訓)が上映されました。MCIワールドコムで横領等の不正を犯し、有罪判決を受け、服役を経験したウォルト・パブロ氏が実際に出演するこの映像では、当時の経営陣がいかに企業倫理を軽視していたのかが生々しく語られていました。この映像から発信される、AICPAとACFEの一致した見解は、企業における不正防止には、経営トップを中心とした「企業倫理の確立」が必要不可欠である、ということでしょう。また、映像を視聴いただいた、ご参加の方々からは、「真実なので重みがある」、「社員教育に使いたい」というご感想を頂き、映像の持つインパクトの大きさを改めて感じました。
第二部では、青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科教授であり、金融庁企業会計審議会委員および同審議会内部統制部会長である八田 進二氏の司会によるパネルディスカッションが催され、弁護士、公認会計士、企業リスクコンサルタントとして、それぞれ専門分野の立場から企業不正に取り組んでいらっしゃる専門家をゲストパネリストにお迎えし、現在、企業の一大関心事である内部統制の強化と合わせて、企業内での不正リスクへの対応策を討論していただきました。
<プログラム> ビデオの要点整理、不正リスク対策エキスパート育成の重要性 休憩15分
- 第二部 パネルディスカッション(17:00〜18:30)
「企業不正にどう立ち向かうか」
コーディネーター 八田 進二 氏(青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科教授)
パネリスト
○安冨 潔 氏 慶應義塾大学大学院法務研究科教授、弁護士、CFE
○片山 英木 氏 みすず監査法人理事長、公認会計士
○影山 正 氏 クロール・インターナショナル・インク
リージョナル・マネージング・ディレクター(日本・韓国)、CFE
○武井 一浩 氏 西村ときわ法律事務所パートナー、弁護士