ガバナンスと監査・不正検査との関係を巡る最新課題

講義概要

会計不正にしてもデータ偽装等にしても、組織の不祥事が起きると必ずガバナンスの問題が指摘される。しかしながら、企業統治の優等生とされた企業では会計不正が起き、高品質・信頼性を掲げてきた大企業でもデータ偽装や不正検査が起きている状況では、ガバナンスそのものを対象とした監査や不正検査の必要性が問われるようになるのは必然であろう。

ところが、ガバナンスを対象とした監査や不正検査といっても、何を対象に、どのようにアプローチすればよいか、具体的な方法を検討すると、途端に曖昧になってしまうのではないだろうか。

 

本セミナーでは、組織体の内部主体でなければできないガバナンスの監査や不正検査について、基本的な問題から最新の課題まで、概観・考察してみたい。

 

講義内容 (予定)

  1. 不正の類型と最近の特徴
  2. 不正検査や監査でなぜガバナンスに着目すべきか
  3. 内部統制、ERM (全社的リスク管理)、ガバナンスの概念的関係
  4. 内部統制からERMへの展開がみせるガバナンス シフト
  5. 内部監査の対象とすべきガバナンスとは
  6. 効果的なガバナンス監査のあり方
  7. ガバナンス監査への具体的なアプローチと着眼点

講師

堀江 正之 (ほりえ まさゆき) 氏
日本大学 商学部 教授
日本監査研究学会 会長
日本内部統制研究学会 常務理事
海上保安庁 入札監視委員会 委員
博士 (商学・日本大学)
《 著書 》
  • 「鼎談 不正―最前線 これまでの不正、これからの不正」(共著, 同文舘出版, 2019/2)
  • 「中小企業の会計制度」(共著, 中央経済社, 2015/3)
  • 「監査・保証業務の総合研究」(共著, 中央経済社, 2014/1)
  • 「IT 保証の概念フレームワーク ―IT リスクからのアプローチ―」(森山書店, 2006/3)

《 論文 》
  • 「内部監査の三つの対象範囲:ガバナンスを監査の対象範囲とすることの意味」(森山書店「會計」2019 年 3 月号 (195 巻 3 号))
  • 「内部監査の品質管理・品質保証の考え方」(森山書店「會計」2017 年 11 月号 (193 巻 11 号))
  • 「IT の進展による監査業務の深化」(日本公認会計士協会「会計・監査ジャーナル」2017 年 7 月号)
  • 「監査規制のあり方からみたガバナンスと IT 活用」(日本監査研究学会「現代監査」No.27, 2017/3)
  • 「会計監査のシンギュラリティは到来するか ―ビッグデータと人工知能のインパクトー」(税務経理協会「税経通信」2017 年 02 月号)

《 受賞歴 》
  • 日本会計研究学会 太田・黒澤賞 (2006/9)
  • 日本内部監査協会 青木賞 (1993/9)

日時・会場・受講料・CPE

【 日時 】 2019 年 7 月 3 日(水) 13:30~16:30
【 会場 】

連合会館 4F 402 会議室

〒101-0062
東京都千代田区 神田駿河台 3-2-11
[地図 (公式サイト)]
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【受講料】 ACFE 会員 10,800 円、一般 16,200 円 (いずれも消費税 8% を含む)
【CPE】 3 単位 (不正検査 (損失防止))

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