職業倫理と組織の心理学
~組織不正が生じる心理学的な原因~

  • 昨年度 (2018 年度) 好評を博した、立教大学 文学部教育学科 教授 河野 哲也 氏によるセミナーです。
  • 同氏による過去のセミナーと内容が一部重複します。

講義概要

人は常に正しい行動ができるわけではありません。そのため、多くの有識者が「不正・不祥事は根絶できない」と述べています。

しかしながら、組織として不正や不祥事が行われにくい状況を作り出すことはできます。そのための取り組みのひとつが「高い倫理観を有する組織づくり」です。

 

経営者や従業員は、公私両方で、また、組織内外から様々なプレッシャーにさらされるうちに、本来あるべき姿を見失い、判断を誤ってしまうことがあります。また、個人の判断の誤りは、通常、組織として是正されますが、組織全体に同じプレッシャーが掛けられていると、個人の誤りが黙認され、それは組織全体へと蔓延していきます。その様は、カエルが茹で上がるかのようです。

また、不正や不祥事を防ぐためには、ルールを定めるだけでは不十分であり、ルールのない事象に対しても適切な判断・行動を行えるように、適切な倫理観を培う必要があります。

 

本セミナーでは、長年にわたり倫理の研究に取り組まれている立教大学 文学部教育学科 教授 河野 哲也 氏に、職業倫理・役割倫理 (個と全体) について職業倫理テストやケース ワークを交えて解説していただくとともに、組織不正が発生する集団心理と、不正を防ぐ組織作りのヒントとなる倫理観についてご講義いただきます。

 

講義内容

  1. 職業倫理と役割倫理
  2. 職業倫理テストとケースワーク
  3. 組織不正が生じる心理学的な原因
  4. 不正を防ぐ組織づくり

 

講師

河野 哲也 (こうの てつや) 氏
立教大学 文学部教育学科 教授
博士 (哲学)
《 経歴 》
1963 年 東京生まれ。慶応義塾大学 文学研究科 後期博士課程終了、博士 (哲学)。日本哲学会、日本現象学会、日本科学哲学会など、多くの学会の理事や委員を務める。
専門は、現代哲学と倫理学 (組織倫理・科学技術論)。近年は、環境の問題を扱った哲学を展開している。
《 著書 》
  • 「組織不正の心理学」(蘭 千壽 共編, 慶應義塾大学出版会, 2007/8)
  • 「道徳を問いなおす リベラリズムと教育のゆくえ」(筑摩書房, 2011/3)
  • 「意識は実在しない 心・知覚・自由」(講談社, 2011/7)
  • 「暴走する脳科学 哲学・倫理学からの批判的検討」(光文社, 2008/11)
  • 「善悪は実在するか アフォーダンスの倫理学」(講談社, 2007/10)

日時・会場・受講料・CPE

【 日時 】 2019 年 6 月 25 日(火) 13:30~16:30
【 会場 】

連合会館 4F 402 会議室

〒101-0062
東京都千代田区 神田駿河台 3-2-11
[地図 (公式サイト)]
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【受講料】 ACFE 会員 10,800 円、一般 16,200 円 (いずれも消費税 8% を含む)
【CPE】 3 単位 (倫理)

セミナースケジュール

私たちは、世界的な規模で不正対策に関するトップレベルのトレーニングを提供しています。
また、世界最先端の知識と実践的な問題解決策の提供を通じて、不正対策の専門家の方々が結束して不正防止・早期発見に取組めるよう支援しています。


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