[大阪]【調査と心理を学ぶ1日セミナー】調査の技法と企業風土への対応

本講義では、1 日かけて不正調査の技法と不正実行者の心理について学びます。

午前の部 (10:00-12:00)
不正発見時の調査技法を学ぶ ~不正調査の 5 つのポイント~

近年の不正事件では、企業が公開する報告書や専門家・有識者の分析などを通じて、様々な情報が得られるようになっています。しかしながら、自らが不正対策・不正調査に臨む際に必要となる、技法、進め方、考え方、心構えといった情報を得られる機会は、意外に少ないのではないでしょうか。

本講義では、不正対策・不正調査に取り組む方がその実務で必要とする知識・技法について事例を交えて解説します。また、その過程で直面しうる様々な問題・課題に対して、不正検査に携わる者が期待される使命を果たすための倫理観についてもあわせて解説します。

講義内容

  • 不正の本質
  • 不正対応の手順
  • 初動調査と本格調査の違い
  • 着手前に検討すべき項目
  • 事実確認 (被害確認) の進め方
  • 組織内の情報統制
  • 公表要否の判断基準
  • 客観性の確保
  • 不正検査士の職業倫理
  • 事例を通じた不正の実像のイメージ思考法と対応ポイントの解説

講師

小林 弘樹
株式会社アキュレートアドバイザーズ 代表取締役
公認内部監査人 (CIA)、公認不正検査士 (CFE)、宅地建物取引士
《経歴》
大学卒業後、株式会社住友銀行 (現 株式会社三井住友銀行) に勤務。その後、1998 年から 2008 年まで大阪府警察 財務捜査官として、大和都市管財事件、飛鳥会事件、梁山泊事件などの経済事件の捜査に関与する。現在は、株式会社フィット 取締役、株式会社ビーマップ 監査役も務める。
《著書》

午後の部 (13:00-16:00)
犯罪学的観点から考える「逆らえぬ企業風土」への対応

経営者や上級管理職の主導による不正事件が後を絶ちません。この種の不正は背景に企業風土の問題を抱えることが多く、そのような企業では不正防止策を掲げても再発したり別の分野で新たな問題を起こしかねません。

本講義では、犯罪学の概要から入り、経営層や上司の意向に従い不正にまで手を染めてしまうような企業風土が醸成される背景と人が服従する理由について解説し、いわゆる「逆らえぬ企業風土」にどう対処すべきかに迫ります。

また、有形無形の圧力を受けうる状況において、不正検査に携わる者が自らの責任を果たすために持つべき倫理観についても取り上げます。

講義内容

  • 犯罪学の概略 (犯罪学の狙い)
  • 犯罪学的観点から捉えた企業風土
  • 権威主義が作り上げる風土
  • 組織に属する人間の行動 (服従・同調・同一視行動)
  • 不正検査に携わる者が持つべき倫理観

講師

山本 真智子
株式会社ディー・クエスト 公認不正検査士
ボストン大学 犯罪司法修士
《経歴》
カリフォルニア大学 リバーサイド校エクステンション プログラムにて犯罪情報分析・犯罪科学捜査の資格を取得。
米国では、女性の安全または健康のための支援機関や、リバーサイド郡 保安官 犯罪分析室での勤務経験、日本では、大学での教員経験を有する。専門は、犯罪分析と犯罪司法対応。
米国 ACFE 本部 NY 支部が開催した CFE Conference において日本での状況を講演するなど、本部と日本支部との橋渡しに取り組む。
《執筆》

日時・会場・受講料・CPE

【 日時 】 2017 年 7 月 29 日(土) 10:00~16:00 (12:00~13:00 昼休憩)
【 会場 】 ダイビル本館 4 階 会議室
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-6
[地図 (公式サイト)]
[地図 (Google Map)]
【受講料】 ACFE 会員 18,000 円、一般 27,000 円 (いずれも消費税 8% を含む)
【CPE】 5 単位 (不正検査 (不正調査・犯罪学))(うち 2 単位を倫理に充当可)
【 備考 】 本セミナーは、午前・午後を合わせて終日のセミナーとして開講いたします。午前または午後、いずれか一方のみでのお申込みは承りません。