2018 ACFE Fraud Conference Asia-Pacific - Photo Report

2018 ACFE Fraud Conference Asia-Pacific 写真レポートです。

2018 ACFE Fraud Conference Asia-Pacific の詳細は、次の公式サイトをご覧ください。

2018 ACFE Fraud Conference Asia-Pacific [英語]
http://www.fraudconference.com/asiapac2018.aspx

カンファレンス レポート

2018 ACFE Fraud Conference Asia-Pacific は、オーストラリア、シドニーにある、シェラトン・オン・ザ・パーク・ホテル (Sheraton on the Park) で開催されました。

カンファレンス会場の入口には、講演スケジュールのバナーが立てられています。

カンファレンス開会までの時間には、軽食が提供されます。


ACFE の President・CEO である Bruce Dorris 氏 (J.D., CFE, CPA) が開会の挨拶を行いました。

1日目のオープニング基調講演です。

ボディー・ランゲージの専門家 (Body Language Expert) である Steve van Aperen 氏が、 "Detecting deception & reading body language" (欺瞞の発見とボディ・ランゲージの解読) をテーマに講演しました。

1日目午前の分科会です。

Roger Darvall-Stevens 氏 (MBA, MA (Master of Arts), CFE) による "Culture Risk: Ethical and Cultural Imperatives to Reduce Fraud" (文化リスク:不正を削減するための文化的・倫理的要請) に参加しました。

フォルクスワーゲン (Volkswagen) の排ガス不正、セブン・イレブンでの賃金不正、クリケットのオーストラリア代表選手によるスキャンダル、金融機関の不正などを取り上げ、文化リスク (共通の目的を持つ人々の集団で共有される価値、信条、知識、態度、不正に対する態度などが損なわれるリスク) について考察しました。

1日目のランチ・セッションです。

香港の汚職捜査機関 Independent Commission Against Corruption (ICAC)(汚職に対抗する独立委員会) の前 Deputy Commissioner and Head of Operations である Tony Kwok 氏が、 "Effective Partnership: Anti-Corruption Agencies and the Private Sector" (効果的なパートナーシップ:反腐敗当局と民間部門) をテーマに講演しました。

ロビーでは ACFE の書籍などが販売されています。移動時間や休憩時間などに立ち寄ることができます。

1日目午後1つ目の分科会です。

ANZ Banking Group (オーストラリア・ニュージーランド銀行グループ) の Head of Fraud Risk Strategy, Financial Crime である Tamsyn Harris 氏 (CA (公認会計士)) による "Cyber-Enabled Fraud: Are We Future Ready?" (サイバー技術が可能にする不正:将来への備えは?) に参加しました。

この講演では、コンピュータ技術の進化がもたらす機会や利益だけでなく、そこから生まれる新たなリスクについて解説がされました。ソーシャル・エンジニアリングやビジネス・メールによる攻撃、データ漏えいによる損害、さらに増大するリスクに対処する方法などについて説明されました。

1日目午後2つ目の分科会です。

Baker & McKenzie のパートナー Georgie Farrant 氏と Baker McKenzie Wong & Leow のシニア・アソシエイト (Senior Associate) Clarence Ding による "Don't Shoot the Messenger: The Intricacies of Whistleblower Protection" (伝達者を非難してはいけない:通報者保護の複雑な問題) に参加しました。

ACFE が発行する "2018 Report to the Nations on Occupational Fraud and Abuse" [英語](2018 年度 職業上の不正と濫用に関する国民への報告書 [日本語]) によると、不正発見の最も有効な手段は依然として内部通報です。しかし、従業員や関係者が報復への懸念を抱くと、通報は困難になります。

いくつかの国で成立した通報者保護に関する法律や、内部通報者が抱く一般的な懸念、建設的な環境を育てるベスト・プラクティスについて講演されました。


2日目のスケジュールです。

2日目午前の基調講演は、コンピューター・セキュリティー企業 McAfee の Asia-Pacific 部門 Chief Technology Officer である Ian Yip が、 "Decrypting Cyber: Separating Reality from Hype" (暗号を解読するコンピュータ:現実と誇大広告を区別する) をテーマに講演しました。

人工知能、機械学習、ロボット工学、ブロックチェーンなどは、本当にサイバー・セキュリティに貢献するのか。サイバー・セキュリティにおける主要な問題について考察されました。

2日目午後1つ目の分科会です。

香港の汚職捜査機関 Independent Commission Against Corruption (ICAC)(汚職に対抗する独立委員会) Corruption Prevention (汚職防止部門) の Executive Director である Lewis Rangott 氏 (CFE) と、同 Senior Corruption Prevention Officer (Research)(汚職防止調査担当官) である Dr. Benjamin Marx 氏による "Themes and Trends on Corruption and Corruption Vulnerabilities" (汚職の主題と動向、汚職への脆弱性) に参加しました。

汚職事例の調査に際して、汚職の原因となり、汚職を助長し、許容するようなシステム的な要因 (systemic factor, 全体的要因) を検討しました。これらの要因に対する理解を深め、汚職リスク・マネジメントの向上について考察する講演でした。

2日目のランチ・セッションです。

National Australia Bank の外国為替証拠金取引スキャンダルの内部通報者であり、 "The Origins of Ethical Failures" の著者である Dennis Gentilin 氏が講演を行いました。

2日目午後の分科会です。

統計分析ソフトウェア企業 SAS 社 Asia Pacific-Japan Fraud and Security Intelligence の Director である Keith Swanson 氏による "AI in the Wild: Applied Analytics for Fraud and Detection and Investigation" (人工知能の広がり:不正発見と調査への解析の応用) に参加しました。

解析の理論だけでなく、疑わしい行為の検知の方法や、その応用として不正金融犯罪の捜査での活用事例が紹介されました。


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